No,4200

こんにちは、整体院ぜろの若月です。

4200回目のブログです。

このHPに移る前から毎日書いていますので、

11年と5ヶ月ほどになるでしょうか。

健康に関することを主体に書きたいことを書いていますから、

情報という価値発信だけでなく知識の整理としても機能しています。

この時期は忙しい人も多いですが、

忙しさと冷えで痛みや痺れを引き起こしている人もまた、多いですね。

事例ではありますが、振り返る動作で腰を痛める人が多いので、

今日はその話を中心に書いてみます。

腰の痛みの原因は多種多様ですから、

あくまで事例として捉えて下さい。

振り返る動作そのものは、主に胸郭と股関節を使います。

この二つを取り巻く筋肉や筋筋膜の収縮で振り返る動作は行われ、

そして痛みや痺れが出るということは原因もそこにあります。

難しいのは個人差で原因の比率が異なることですが、

施術を行う場合お客様の身体だけではなく生活習慣で

原因の比率を解明して施術の優先順位を決めます。

ここ一週間で多かったのは、

胸郭の範囲では肩甲骨周囲の筋肉が、

そして股関節の範囲では臀筋群の筋肉がそれぞれ原因となっていました。

ですからそれらをまずは緩めるのです。

緩めないことには筋肉の収縮も伸張も思ったようには進みません。

痛みでているという状態では、

出来る運動は限られていますからね。

まずは緩める。

肩甲骨の周辺の筋肉は回旋筋腱板と呼ばれ、

棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋が該当します。

特に棘下筋が硬くなっている人が多かったですね。

棘下筋だけではなく回旋筋腱板はストレッチすることが難しく、

自分でケアすることもまた難しい。

そして問題は硬くなっている自覚を持つことがほとんどないということ。

硬いという自覚があれば何かしらの対処が出来るでしょうが、

自覚がなければ何もしないのが普通です。

痛みや痺れの原因はほとんどがそういうケースです。

ですから自分の健康状態を第三者に確認してもらう必要があります。

振り返る動作で腰が痛いという限定的な痛みは、

原因の特定は比較的容易です。

病気とは違い法則性が確立しているわけではありませんが、

しかし施術者次第ではしっかり目測を立てて最短時間で施術が可能。

同じような痛みや痺れを抱えている人は、

ぜひ一度ご体験ください。

それでは今日はこの辺で。

また明日。