No,4202

こんにちは、整体院ぜろの若月です。

昨日は振り返る動作で腰が痛むケースについて考えました。

お尻の硬さが大きな原因となる人が多いのですが、

ゴルフをされている方に多い症状だったと思います。

ゴルフは走るや跳ぶなど息が上がるような身体活動はありませんが、

しかしスイング自体はスピードがあり、瞬発的な力を発揮する必要もあります。

そして、ゴルフを定期的に取り組んでいる人ほど

お尻の硬さが原因で腰を痛めています。

お尻の硬さも筋力の低下や筋肉そのものの疲弊が原因ですが、

ゴルフ以外の生活習慣に大きな要因があります。

個々人で異なる要因ですが、ゴルフ以外に硬さが出る原因があります。

ゴルフをされている方は腰を痛める人が多いのですが、

お尻の硬さも、さらに先日書いた胸郭の硬さが問題にもなっています。

腰はお尻と胸郭の間に位置していて、

可動範囲の広い関節のため本来腰はあまり動かさないことが前提です。

しかしお尻や胸郭が硬く関節の動きが悪くなると、

動作を代償するのが腰だということです。

腰はそもそも回旋動作も屈曲伸展動作も僅かなもので、

ゴルフスイングのような大きな動作は腰で行うものではありません。

本来は胸郭や股関節が行うべき動作ですが、

硬さが増してしまえばゴルフスイングのような難しい動作は出来ません。

しかし本人はスイングのイメージがありますから、

形だけの動作はやってしまうのです。

胸郭も股関節も働かないけど、スイング動作だけはやってしまう。

ゴルフをする人が腰を痛める人が多い要因です。

私はゴルフをやらないのでなんとも言えないことですが、

少なくともゴルフをするには相応の身体能力が必要です。

身体能力があってこそイメージ通りの動きが可能です。

ゴルフをするための身体能力は多種多様ですが、

ゴルフのスイングだけを練習しても恐らくは上手くなりません。

やりたいことが出来るほどの筋力やバランス力、柔軟性が不足しているからです。

トレーナーとしても整体師としても、

運動のパフォーマンスを引き上げることにはお手伝いしたいですね。

それでは今日はこの辺で。

また明日。