No,4205

こんにちは、整体院ぜろの若月です。

今日は今月入って一週間の事例紹介を。

この一週間で多かった症状は、足首と膝の痛みですね。

その原因は冷えからくるものですが、

しかし根本は足趾の意識が足りていないことです。

足が攣りやすい、冷えやすい、動かせない、という人たちは、

足首や膝に痛みが出やすいのです。

今回施術対象となることが多かったのは、脛（すね）です。

専門的には前脛骨筋、長趾伸筋、長腓骨筋です。

下腿の外側全面に位置するこれらの筋肉は、

つま先を上に向けたり、足首を上や外側に傾けたりと、

歩行時に多く使用する筋肉だと言えます。

これらの筋肉が弱くなる、硬くなる、など機能が低下することで、

足首の動きが少なく、そして偏ってしまうため、

足首そのものだけではなく膝にまで影響します。

長く放置すれば股関節や腰の痛みまで引き起こすでしょう。

しかし施術で脛の筋肉を緩めるのは技術が必要です。

セルフケアで緩めるには一回では難しい。

何度も適切にケアをして、加えて足首の動きを日常的に取り入れなければ

根本的な改善は難しいですね。

同様の痛みを抱えている場合、まずは足首を温めることをお勧めします。

整体で緩めることが最も有効ですが、

それが難しい場合は足湯やホッカイロなどで良いので直接温めましょう。

温めるだけで自然と動きは改善しますので、

痛みも、そして痺れも緩和するはずです。

そして、日常生活においてどういう姿勢が

これらの筋肉を硬く弱くさせてしまうのか。

詳細は明日にします。

それでは今日はこの辺で。

また明日。