No,4211

こんにちは、整体院ぜろの若月です。

運動のレッスンをやっている中でも痛みや痺れについてお話を伺うことは多く、

ここ一ヶ月は股関節の硬さから腰痛を訴える人が増えていました。

主な要因は慣れない運動の影響なのですが、

違うフィットネスクラブで形だけの筋トレをやったことが共通原因でした。

筋トレマシンはどのフィットネスクラブに置いてありますし、

私もなどもその指導をしたことがありますが、

どのマシンもその根底にある問題は

使う人がマシンに合わせてあげなければならないということです。

自分のために筋トレをするのに、

自分がマシンに合わせてあげる。

冷静に考えればおかしな理論です。

しかしトレーナーもマシン提供業者も、

誰もそこに触れることはないでしょう。

気が付いていないかもしれませんし、

気が付いても見て見ないふりをしているはずです。

結果として強制的に身体を酷使することになり、

マシンに合わない人は怪我をすることになります。

腰痛や膝痛、股関節痛などの慢性的な関節痛は

こういうところから現れるのです。

もちろん筋トレマシンで運動している人の方が、

日本においては圧倒的に少ないため、

ほとんどの痛みの原因は日常生活にあります。

日常生活にも強制的に身体を酷使する瞬間が来てしまい、

蓄積すれば痛みが出てしまうのです。

筋トレマシンによって蓄積した疲労や負荷は、

日常生活のそれと違って改善に時間がかかります。

何しろ身体に良いと勘違いして頑張ってしまうので、

間違った意識をすり込んでしまっているからです。

間違った使い方を積極的に行うのですから、

日常生活にまで影響が及び痛みや痺れの範囲が広がります。

恐らく筋トレマシンでも痛みが出ない人は頑張っていないか、

もしくはマシンに合わせてやっていないからということになります。

痛みが出ないから良いと思いますが効果もありませんので、

そもそもマシンを使う理由は健康のためではなく自己満足ということになるでしょう。

筋トレマシンを私が一切使用せず自分の運動をして、

そして以前よりも圧倒的に健康度合いが増しているのは、

知識や経験だけの問題ではありません。

それほどまでに筋トレマシンは危険が多い。

特に一般生活者であるほとんどの人たちに、

自分の体重ほどの負荷は必要ありません。

筋力だけでなくバランス力や神経反射、姿勢維持のイメージの方が

余程意味がある運動療法になるからです。

痛みや痺れがある人は、運動した方が確かに改善が早いです。

しかし、一般的な筋トレが危険であることも留意しましょう。

整体院ぜろでも運動指導を行っています。

自重トレーニングと加圧トレーニングを中心とした

機能改善の運動です。

ぜひ一度ご体験ください。

それでは今日はこの辺で。

また明日。