No,4212

こんにちは、整体院ぜろの若月です。

肩の痛みの事例について昨日は書きました。

靱帯や関節包に痛みの原因がある場合は、

ただのマッサージではなかなか改善しません。

しかし骨に異常があるわけではないので、

接骨院などの病院でも痛み止めや僅かなリハビリしか出来ないでしょう。

改善はほとんどしないというのが20年の私の経験上確信していることです。

そしてこれは肩の症状だけではなく、

腰、股関節、膝、首に加えて、

足首、手首、肘、上背部などの比較的少数とされる痛みも同じです。

整体師はそれぞれの技術で筋肉や筋筋膜、

靱帯や関節包、腱、血管、神経、骨膜などの全筋膜、その他の軟組織を

緩めることをまずは前提として対処するかと思います。

その技術に優劣はなく、大切なのはお客様にとって価値があるかどうかです。

私の場合は緩めた後のことまで考えてしまうので、

痛みが改善したら終わりという関係性は望んでいません。

痛みの原因は生活習慣にあり、運動・栄養・休養・メンタルケアの

各領域において何か改善すべき事があるはずなのです。

誰しもが痛みの原因を抱えて生きていますから、

本人にも気がつけないその原因を見つけて改善に促すことが

トレーナーであり整体師でもあると思います。

今回の事例は痛みや痺れの原因として幅広く応用できるものです。

マッサージはあくまで筋肉や筋筋膜を対象としていて、

それで改善できることは多いでしょう。

しかしそれでは難しい場合は、専門性の高い整体院にかかってみて下さい。

私の施術も症状次第ではかなり痛みを伴います。

それだけ硬さを改善することが難しい事態にまで進んでいれば、

ある程度は痛みを伴うことは致し方ないと捉えて下さい。

内臓の施術のように手当で症状を改善する手法も活用しますが、

しかし基本は押圧によって改善することが私の手技です。

どこにいっても目立った改善が見込めない場合は、

ぜひ一度ご体験ください。

それでは今日はこの辺で。

また明日。