No,4236

こんにちは、整体院ぜろの若月です。

ファスティングで痛みや痺れを改善することは、

これまで何度か書いてきた通りです。

ファスティングは自然治癒力を高めて慢性的な症状も、

急性の症状も改善することが可能です。

では誰もがファスティングが出来るかといえば無理でしょう。

肉体的に無理な方もいらっしゃいますが、

ほとんどの場合はメンタル的に無理なケースです。

ストレートに表現すればファスティングをするほどの根性がないということです。

ファスティングは体内の毒素を排出する効果があります。

そのために必ず必要となる考え方は

毒となる物質を口から入れないということ。

現代食は毒だらけですから、いかにそれを避けるかです。

ファスティングを一度経験した方は味覚がリセットされるため、

身体にとって有害な食品を舌で感知することが出来るようになります。

一度で充分にそれを感じますが、一年に一度のペースでファスティングを継続すると、

その味覚は常に研ぎ澄まされる事になり食べ物の趣向も変わってきます。

ここが大切なのです。

味覚が変わるといっても、これまで食べてきたものを嫌いになる必要はありません。

食べることは問題ではなく、食べ続けることが問題です。

私でいえば、甘党ですから甘いものは未だに好きです。

以前は甘いものに目がなく手当たり次第スイーツを食べていました。

一度にケーキ13個も食べた経験があることを考えれば、

今はほとんど甘いものを食べずにいられることがどれだけ大きな変化なのか

わかる人にはわかるでしょう。

しかし今でも甘いものは好きです。

食べるときは遠慮しませんが、

頻度は以前と比較になりません。

そして好きではあっても身体に毒であることは味覚でわかります。

わかっていても食べる気概は必要だと思いますが、

それに溺れることはしません。

食べずにはいられない依存症に陥ることはしません。

上手く付き合うということですが、

しかしこれが出来る人はそうはいません。

多くの人が甘いものだけではなく依存性の高いものから

離れられないでしょう。

砂糖や飲酒や喫煙だけではなく、動物性脂質や加熱油、

食品添加物や市販薬も依存性も高いのです。

これらを毒だと認識しているでしょうか。

毒を毒として感知しているでしょうか。

私がファスティングを指導させていただいた皆様は、

有り難いことに味覚が洗練されているため、

食事における嗜好性が大きく変化しています。

嫌いになるのではなく感知出来るようになる。

つまり身体に悪いものを味覚で判断出来るようになるのです。

ファスティングを経験し、そして継続までされている方は、

一般の人たちと比べても味覚が全く異なります。

そして痛みや痺れ、その他体調に異常が起きたときに

軽い断食を行い症状や悪化することを避けます。

自己防衛を自分で遂行出来るようになる。

ファスティングにはそういう機能があります。

味覚を変えて、趣向を変えて、結果として痛みや痺れを予防し、

そして改善することになるのです。

ファスティングは結果として人生を変えるのですが、

そこまで徹底する必要は一般生活者にはありません。

繰り返しますが、そこまで出来るメンタルを持つ人は本当に少ないのです。

健康を越えた超健康状態を保つためにファスティングは必須。

仕事だからこそ私もここまで徹底していますが、

そうでなければここまでやっているかはわかりません。

お客様は本当に凄いです。

誰一人病気にならず、大きな怪我もせずに生活してほしい。

ファスティングを頑張る人たちを見ていると、

心の底からそう願います。

それでは今日はこの辺で。

また明日。