No,4193
こんにちは、整体院ぜろの若月です。
痛みや痺れを引き起こす組織の詰まりについて昨日書きました。
何となく詰まっているような感覚は誰もが抱いたことがあるでしょう。
股関節が詰まった感じがして、という言葉は私もよく耳にします。
例えば股関節の主要部位である大腿骨頭は、
腸骨大腿靱帯、恥骨大腿靱帯、坐骨大腿靱帯という
三つの靱帯で覆われて腸骨の関節窩に結合されています。
靱帯はあまり伸び縮みする組織ではありませんが、
長年デスクワークを続けているとこれらの靱帯は座っている姿勢に順応します。
つまり座っている姿勢で取っている股関節の形こそが正式な姿勢で、
それ以外は靱帯だけでなく他の軟組織まで座る姿勢以外は負担が掛かるようになります。
骨に付着している靱帯が硬く拘縮してしまうと、
それ以外の組織全てが拘縮し始めます。
では、拘縮する姿勢とは何かといえば、それが詰まりを生む姿勢です。
そして詰まりを生む姿勢とは、言うなれば関節と関節の距離が近い状態を指します。
もちろん物理的な距離は殆ど変わりありません。
意識や認識などの問題で、結果的に全身を小さく丸めてしまう姿勢です。
肩関節でいえば、肩甲上腕関節と肘関節の距離が近い、
肩甲上腕関節と胸鎖関節の距離が近い、というイメージです。
繰り返しますが物理的な距離ではなく、
その距離を縮めてしまうような力を入れすぎているという意味です。
デスクワークをしていればイメージ出来ると思いますが、
パソコンを長時間使用していると肩甲骨が挙上します。
肩をすぼめるような姿勢になるということですが、
上背部が猫背になり、肩も首も前に出てしまい、
肘は上に上がり、上半身が全て丸くなっていくような力が働き続けます。
猫背になるといえばそれまでですが、
関節に注視するとそういう症状が起きています。
そして、長年そういう生活を送れば、その姿勢が主体となります。
立って胸を張るような姿勢がトレーニングのような負荷が掛かるのです。
上半身の全ての関節が詰まっているような状態ですが、
その関節を全て引き剥がすような姿勢を取らなければ、
関節を形成する靱帯や軟組織、筋筋膜が拘縮して元に戻らなくなります。
運動が不可欠なのですが、しかしあくまで意味がある方法であるべき。
関節の詰まりを取るような意識で全ての運動を行うと、
不思議と怪我はなく筋肉へと真っ当に刺激が移ってくれます。
筋トレはこの原理が非常に重要なのですが、
しかし有名な筋力トレーニングの七原則にはこのような理論は出てきません。
筋トレをすると怪我をする人が多いのは、
教科書的な理論しか知らないトレーナーの指導を受けているからですね。
決してそういう場には関わらないようにしましょう。
関節を引き剥がす感覚。
詰まりを取るような意識があれば、
痛みや痺れを予防、改善できるのです。
それでは今日はこの辺で。
また明日。
整体院ぜろ
住所:神奈川県平塚市富士見町1−21
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