No,4203

こんにちは、整体院ぜろの若月です。

整体師として多くの方を施術する中で、

スポーツを楽しむ人たちのお身体を見ていて気が付くことは、

身体能力と痛みや痺れの関係がかなり深いということです。

簡単に言えば身体能力が高ければ

スポーツによる痛みや痺れは起きにくいですね。

スポーツは勝敗が付くものが多く、

勝つためや記録のためには多少の無理をすることがあるでしょう。

その無理も自覚していない事が多く、

長年蓄積してしまえば大きな怪我にも繋がるのです。

ゴルフを例に昨日は書きましたが、

スポーツを指導する人はスポーツ技術を教えます。

それ自体は非常に価値が高いものですが、

しかしあくまでスポーツで成果を残すための指導です。

健康のためではありません。

健康のためにスポーツする人も多いでしょうが、

精度を上げてしまうと高みを求めて身体能力以上の動作に手を出します。

それではスポーツを出来る期間も短くなってしまい、

生涯スポーツのためにやっていたはずが本末転倒ということです。

トレーナーとして指導していると

スポーツ指導と健康は関係ないと実感します。

スポーツを突き詰めても健康になるかどうかは別で、

個人的にはスポーツを楽しむだけではなく

健康のための運動もしてほしいと思います。

健康のための運動もまた、個々人で必要な事が違います。

スポーツもそのはずですが、しかしそれが疎かにされている現状です。

生涯スポーツとしてボウリングを楽しむ人もいますが、

ボウリングを指導者から教えられると痛みが出てしまう人も多いですね。

今やスポーツは健康のために行う時代ではなくなりました。

そもそもスポーツをしていれば健康だった時代があったのか甚だ疑問ですが、

少なくとも現代の方が健康のための理論は確立されています。

スポーツと、健康のための運動とは分けなければならないし、

健康的にスポーツを楽しみたいのであれば適切なトレーナーの元で

指導を受けてみましょう。

痛みや痺れを防ぐためのスポーツという発想はありません。

本来はスポーツでも、以前書いたように麻雀でも、

健康状態を良好にすることは可能です。

多くの人たちにこの理論が伝わればと思っています。

それでは今日はこの辺で。

また明日。