痺れの症状には先手を打つこと☆

query_builder 2025/05/13

No,4297


こんにちは、整体院ぜろの若月です。


痺れについて以前書きましたが、

痺れの症状はすぐに改善するものではありません。

すぐに症状は現れませんが、しかし一度症状が現れれば厄介なものです。

痺れの原因が一つではないことは痛みと同じですが、

複数の原因に対して優先順位を適切に対処しても、

それでも原因が消えた後にすぐに症状が解消することはありません。


痺れを抱えている人たちの事例を鑑みると、

原因となる筋肉や組織が緩んで機能を取り戻していても、

神経の痺れは恐らく神経そのものの拘縮が残っているからです。

レントゲンでは写らない程度の拘縮でも、痺れの症状は出てしまうのです。


神経は部位によって名称は異なりますが、

元を辿れば全て繋がっていていますからね。

一つの神経に何か問題が起きれば、

場合によっては全身に派生するということです。

ここが筋肉や筋筋膜が原因となる症状との大きな違いです。


筋肉や筋筋膜も繋がりはありますが、

神経ほどの繋がりはありません。

神経回路を通る電気信号の速さは、秒速50~120mと言われています。

動かなくても拘縮があるだけで痺れは伝わってしまうでしょう。


痺れを抱えている人はもちろんですが、

これから痺れが出てしまう人たちも先手を打って施術を活用しましょう。

主には頸神経叢、腕神経叢、坐骨神経に症状が起きて痺れが出ています。

そこを酷使する生活や、そもそも姿勢を取っている人は先手が必要です。


肩甲骨の挙上と外転、鎖骨圧迫、肋骨の萎縮、前腕回内、

骨盤後傾、股関節外旋、下腿部外旋、足関節回外などの症状が、

複数起きている場合は痛みだけでは無く痺れの症状も起きやすい。

デスクワーク、家事、スマホ操作などがそれらを生むでしょう。

まさに現代病です。


古代痺れは怪我などの損傷からしか無かったのではと思います。

座りすぎ、筋力低下による坐骨神経痛など二足歩行の人類にとって恥です。

それだけ運動不足、活動不足ということですからね。


整体で機能を回復させてから、さらには運動しなければなりません。

繰り返しますが、痺れはとにかく早く改善のために何かをしましょう。

手遅れになると長い期間苦しむことになるかもしれません。


それでは今日はこの辺で。

また明日。


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整体院ぜろ

住所:神奈川県平塚市富士見町1−21

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