No,4327
こんにちは、整体院ぜろの若月です。
痛みや痺れの要因として挙げられるのは硬さや拘縮ですが、
心的ストレスによる痛みや痺れも比較的多いです。
以前も書きましたがストレスは痛みや痺れ以外にも内科的な疾患も引き起こします。
ストレスそのものの要因は個々人で大きく異なりますが、
各症状を引き起こすほどのストレスはそう簡単に根本的な解決は出来ません。
一度経験した心的外傷は決して記憶からは消えません。
何かをきっかけに思い出した場合、その時抱えていた痛みを認識することもあります。
それだけにストレスが原因の痛みや痺れは施術で解消することが難しいですね。
最近はストレス性の痛みに対して、
攻めの姿勢で施術をすることが増えています。
目には目を歯には歯を、ではないですが、
ストレスにはストレスを、というイメージで施術をします。
つまり、抱えているストレスとは別のストレスを受けにいくのです。
イメージが湧かないと思いますが、
これはストレスで眠れない人にも非常に有効です。
例えば人間関係でストレスを抱えている場合、
ストレスなく付き合える人との時間を過ごしたくなるでしょう。
お酒の場で愚痴をこぼせば、スッキリするかもしれません。
決してそういう時間や行為は必要だと思います。
しかし、ストレス性の症状を解決する手立てにはならないということです。
ストレスを強く感じる出来事が脳裏に焼き付けば、
仮に楽しい時間でストレスを発散しても、その出来事を忘れることはありません。
ストレスを強く感じる出来事に対して、慣れが必要なのです。
嫌なことでも、辛い環境でも、人間は必ずいつかは適応し、慣れるものです。
ですから、ストレス因子に早くなれるための行動が必要です。
それが、違うストレスを受けにいくということなのです。
例えば運動。
運動は誰でも肉体的なストレスを感じます。
そのストレスが、心的ストレスへの耐性を上げてくれます。
運動は脳機能を発達させますからね。
脳の耐性を引き上げてくれるということでしょう。
ここで重要なのは、ストレスを感じる運動でなければならないということです。
運動が好きな人は多いと思いますが、
好きな運動では脳の耐性を上げてくれないのです。
マラソンが好きな人は、マラソンを好きでやるでしょう。
スポーツであるテニスやゴルフが好きな人は、
ある程度時間的犠牲を出してもスポーツをするでしょう。
それでは、お酒の場で愚痴をこぼしているのと同じです。
言うなれば、好きなことに逃げているだけなのです。
どれだけ息が上がろうと、汗をかこうと、ヘトヘトに疲れていようと、
好きなことをしていては心的ストレスから起きる症状を解消出来ないのです。
私も機能改善トレーニング、加圧トレーニング、高重量トレーニングをしていますが、
どれも決して好きではありません。。
やっていて好きなのはリラクゼーション系のレッスンですし、
自分が作るレッスンで最も好きなのはそれです。
参加者数が一番少ないですが、リラクゼーション系が好きです。
しかし、それだけでは身体が良好に改善されることはありません。
残念ですが、嫌いな運動をしてストレスを感じないと、
人間の脳は心的ストレスに負けてしまうのです。
この理論を施術に活かすのは、またもう一つ深い技術が必要ですが、
一般生活者の皆様は自分のストレスとまずは向き合うことでしょう。
そして自分が運動をしているか、その運動はストレスを感じるものか、
検証してみると良いでしょう。
それでは今日はこの辺で。
また明日。
※ご質問はこちらにもどうぞ。
t.wakatsuki.moss0609@gmail.com
整体院ぜろ
住所:神奈川県平塚市富士見町1−21
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