やらない方が良い運動を見極める

query_builder 2025/01/17

No,4183


こんにちは、整体院ぜろの若月です。

胸郭出口症候群について書いてきましたが、

適切な運動と適切な施術でなければ改善は難しい。


そして適切な運動はなかなかお目にかかれません。

適切とは個人によって運動種類も強度も頻度も難易度も違うということ。

そして大きな要因はその目的です。


例えばダイエットを試みる人と、

胸郭出口症候群を改善したい人とでは、

その運動内容が全く異なります。

同じ人であっても、目的が異なれば大きく異なります。


昨日は胸郭出口症候群を改善するための運動として、

肩甲骨を下制する動作の必要性を書きました。

一般的な筋力トレーニングにおいては、

ラットプルダウンというマシンが勧められるでしょう。


このマシンは広背筋をトレーニングするものとして、

一般的なジムではどこでも設置されています。

タイプは複数あれど目的に大きな差はありません。

そして、このマシンを使うということがダイエットに効果的として勧められます。


胸郭出口症候群は肩甲骨を下制することで改善が早まります。

この目的であればラットプルダウンは有効に感じます。

私が担当する場合は恐らく使用しませんが。


しかし、手段が同じであっても目的が異なれば活用方法は異なるのです。

ダイエットにおいて褐色脂肪細胞が多い上背部を刺激することは有効です。

しかし胸郭出口症候群の場合、

両手を挙げた状態で短縮制筋収縮をすることはお勧めできません。

広背筋が拘縮して肩甲骨を下制することが難しくなるからです。

そもそも胸郭出口症候群を抱えている人は

肩甲骨を動かすための筋肉の拘縮が大きく、

思うように動かすことが難しいから胸郭出口症候群に罹るのです。


つまりフィットネスクラブにおいては一般的な筋トレも、

胸郭出口症候群を抱えている人の場合は違う使い方を勧めなければなりません。

ダイエットを希望する人は誰もが

胸郭出口症候群を抱えているわけではありませんから、

動くだけであれば思うように動かすことが出来る人も多い。

ラットプルダウンというマシンも説明書通りに使うことが出来るでしょう。


トレーナーはこの指導を分ける必要があります。

出来ない場合は胸郭出口症候群の患者に運動指導をしてはいけません。

胸郭出口症候群を抱えている人はその見極めが重要。


整体師としても、トレーナーとしても、

お身体の症状を改善するという一点は共通です。

私も運動を毎日行い、お客様のお声を照らし合わせて探求していますが、

やらない方が良い運動はあまりにも多く、

やらないよりはマシという文言は通用しません。


小さな事でも運動にはリスクがある。

運動指導はそのリスクを最小化して、

成果だけを最大化するための工夫を探求し続ける必要があります。

一般理論だけでは難しいからこそ、私は個人で働いているのかもしれません。


以前よりもお身体の症状の改善が進んでいるのは、

個々人に合わせた指導を100%出来るからでしょう。

組織に縛られていては見えなかった事が、たくさん見えてくるものです。


それでは今日はこの辺で。

また明日。


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整体院ぜろ

住所:神奈川県平塚市富士見町1−21

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