寒さ対策が出来ない現代人は

query_builder 2025/02/18

No,4213


こんにちは、整体院ぜろの若月です。

また今日から気温が下がり、身体の冷えに備える必要があります。

痛みや痺れの原因一つに冷えがありますが、

あくまでそれは血流障害の原因として冷えが大きく関わるからです。


冷えていれば本来は、その部位の体温を上げようとします。

筋肉を細かく素早く動かし、エネルギーを生成します。

エネルギーを生成する際に熱が生まれて体温は部分的にも上がります。

筋肉が動けば周辺の毛細血管は刺激されて血液の流れが速まります。

熱は血液と一緒に循環して全身に熱は送られます。


一般的な反応ですが、しかしこれ自体が上手く出来ない人がいます。

現代人はほとんど出来ないと言って良いでしょう。

その原因は文明の利器にありますが、寒さや暑さへの順応力が低下しています。


日本は元々四季も梅雨もあり、様々な外部環境に順応できるはずです。

ところが寒さ対策としてエアコンなどの防寒器具が次々出回って、

寒さに対抗する必要がなくなってしまいました。


本来人間は寒さを感じれば、筋肉を震わせて体温を上げます。

子供は今でも外で遊ぶときは寒さをむしろ楽しみながら震えています。

しかし大人は寒いと感じればすぐに上着を着るか、

そもそも屋内に避難してしまうでしょう。

温かい場を知っているし、寒さと戦うことをマイナスに捉えているからです。


体温維持の機能も使わなければ、すぐに低下します。

これは夏も同じ。

暑さに対して、外部から冷やしてしまえば体温を下げる機能が低下します。

命をかける程ではありませんが、しかし今は何でも過剰ですからね。

体温を維持するために、身体の機能を無理矢理にでも使わせましょう。


筋肉を震わせて体温上げます。

エネルギーを生むようなことをすれば、

同時に多くの熱を生むことになります。

そしてその頻度が多ければ多いほど、

早く熱を生むことが出来るようになります。

この機能こそ人間本来の機能ですから、

寒さを感じることで機能を維持できるのです。

痛みや痺れも確かに身体の冷えから起きることも多いのですが、

そもそも体温を上げる機能が低下しているから、

筋肉を震わせることもなく、エネルギーを生むこともなく、

毛細血管が刺激されることもなく、全身に血が巡ることもない。


寒くて当たり前ですし、痛みや痺れが起きて当たり前です。

具体的な方法は明日に書きますが、

この時期の生活を振り返ってみましょう。


寒いと感じていますか??

全身が震えていますか??



そういうことなのです。

それでは今日はこの辺で。

また明日。


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整体院ぜろ

住所:神奈川県平塚市富士見町1−21

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