No,4219
以前Instagramにも挙げた亜麻仁油についてご質問をいただいたので、
これを機にこのブログでも亜麻仁油の重要性について書いてみます。
結論を言えば亜麻仁油は良質な商品を選択して毎日摂取してほしいということ。
亜麻仁油は良質であればオメガ3脂肪酸を多く含み、
体内の脂肪酸使用バランスを整えてくれる優れものです。
ここ数年で亜麻仁油というよりはオメガ3が有名になり、
数々の商品に含油されるようになりました。
オリーブオイルやMCTオイル同様に商品数が多いですね。
どの油をどの商品から摂取すべきなのかは明確なのですが、
一先ずそれは割愛します。
商品はInstagramをご覧いただければと思いますので。
そしてオメガ3を適切に接種するとすれば、
亜麻仁油が唯一と考えて良いでしょう。
今日はオメガ3をなぜ多く摂取すべきかを書いてみます。
油といっても種類は多く、単純脂質や誘導脂質、複合脂質など多岐に渡ります。
今回中心として考えるオメガ3脂肪酸は複合脂質ですが、
前提として大切なのは誘導脂質によって生成される細胞膜です。
細胞膜は文字通り細胞を覆う膜ですが、
細胞内に適切に栄養素を取り入れて、
不要なものは即座に排出するという細胞機能の要となる組織です。
リン脂質という脂肪酸を主成分としますが、
このリン脂質の材料としてオメガ3は含まれているということです。
オメガ3と比較されるのはオメガ6,オメガ9という不飽和脂肪酸というタイプで、
オメガ3とオメガ6は多価不飽和脂肪酸、
オメガ9は一価不飽和脂肪酸として分類されています。
オメガ9はオリーブオイルに多く含まれるオレイン酸が代表的ですね。
この脂肪酸の特徴は体内で生成できるという点で、
言うなればあまり不足することはなく、
摂取してしまうと体内生成機能が低下することもあります。
対して多価不飽和脂肪酸であるオメガ3とオメガ6は、
体内で生成することは出来ません。
ですから食べたもので摂取しなければ不足して生命維持活動に支障が出ます。
どころが現代食はオメガ3とオメガ6のバランスが非常に悪く、
オメガ3が少なく、オメガ6が多いのです。
本来オメガ3:オメガ6=1:3~4であるべきところが、
現代食ではオメガ3:オメガ6=1:50位にまでバランスが悪化しているようです。
オメガ6の過剰摂取と、オメガ3の異常な不足が現代食の実態です。
オメガ3の不足は現代起きている病気の全てに繋がってしまいます。
その根底には細胞の硬化や劣化が進むことが挙げられます。
オメガ3は細胞膜を構成する栄養素ですが、
仮にオメガ3が不足してしまえば細胞膜が硬く劣化し、
細胞膜としての機能が著しく低下してしまうのです。
細胞が劣化すれば血管も筋肉も筋筋膜も、骨も臓器も全てが劣化するということ。
ガンや心疾患、脳血管疾患も根底は細胞の劣化です。
肺炎を初めとした炎症症状もオメガ3とオメガ6のバランスが悪化し、
オメガ6が過剰になれば身体中が炎症を起こしやすくなります。
これらの詳細は割愛しますが、病気や痛み、痺れを予防するために、
オメガ3を多く摂取することは不可欠です。
そしてその方法として良質な亜麻仁油が最も適切で効果的です。
仮に毎日揚げ物を食べていれば、オメガ3が不足し、
オメガ6や、トランス脂肪酸という毒が体内に蓄積してしまい、
瞬く間に病気になり、老化が進んでしまうのです。
揚げ物の頻度はどの程度でしょうか。
その亜麻仁油は適切な商品でしょうか。
お金を払うのですから、意味のある選択をしましょう。
それでは今日はこの辺で。
また明日。
整体院ぜろ
住所:神奈川県平塚市富士見町1−21
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