No,4220
こんにちは、整体院ぜろの若月です。
昨日は亜麻仁油を中心に脂肪酸について書きました。
痛みや痺れ、そして重い病気にまで影響する油の摂り方ですが、
現代日本は認識も対応もズレズレです。。
今や多くの人が知っているであろうトランス脂肪酸。
20世紀最大の悪事とも呼ばれるトランス脂肪酸の開発により、
生活習慣病を抱える人は格段に増えているにも関わらず、
表示義務も使用量も何の規制も設けていない先進国は日本くらいです。
乳製品の対応同様、国民の健康に興味はない証拠ですね。
トランス脂肪酸はシス型と対極にある
基本として自然界に存在しない脂肪酸です。
そもそもトランス脂肪酸という名称ですが脂肪酸ではありません。
プラスチックの成分と同じもので、食べるプラスチックと呼ばれています。
人工的に不飽和脂肪酸に水素を添加して生まれる物質で、
脂肪酸と形が似ていて安価で大量に生産できるためコスト削減に最高です。
味覚を乱すためトランス脂肪酸が多く含まれる食品は美味しく感じます。
マーガリンやファストスプレッド、ショートニング、植物性油脂などの
表記で成分表には記載されています。
コンビニで売られている商品の成分表を一度見てみましょう。
必ずどれかが書かれているかと思います。
カレーのルウもトランス脂肪酸です。
正確にはカレー味の油を食べているということ。
美味しいと感じるでしょうし、嫌いな人は少ないのではないでしょうか。
つまり現代食で美味しいと感じられる食品には、
ほぼ全てに使用されていると思って良いでしょう。
トランス脂肪酸は油と形が似ているため、
体内に侵入すると油と同じ働きを勝手に始めてしまいます。
昨日書いた細胞膜はリン脂質であり、オメガ3が含まれています。
そのオメガ3の代わりにトランス脂肪酸が混入すると、
細胞膜の一部として構成材料になってしまいます。
しかし、あくまで似ているだけで同じ働きは出来ません。
細胞膜の一部として使われても、大切な機能は果たせません。
栄養素の取り入れや老廃物の排出など、
細胞を綺麗に保つ事がなかなか出来なくなってしまうのです。
トランス脂肪酸は細胞の一部になってしまうので、
全身の臓器へと侵入し続けて、身体の一部を機能不全にしてしまうのです。
そんな危険な物質を食品に使用するなど本来は馬鹿がやることですが、
しかしトランス脂肪酸を使うと安く作れて美味しく感じさせてしまうため、
とにかく売れる商品になりやすい。
規制がないから企業もやりたい放題で、
今や日本だけが生活習慣病患者が増え続けているほどです。
コーヒーを飲むとき、コーヒーフレッシュを入れていますか?
ミルクではないことはご存じですね。
あれはトランス脂肪酸です。
東大には無料で置いてあり、コーヒーを飲む人は自由に使用できるそうです。
結果、優秀な先進国の笑い物になっているようです。
それでは今日はこの辺で。
また明日。
整体院ぜろ
住所:神奈川県平塚市富士見町1−21
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