No,4261
こんにちは、整体院ぜろの若月です。
昨日に引き続き足に関して書いてみます。
足の関節は機能が多く、立ち姿勢や歩行運動に大きく貢献しています。
真っ平らな場所で生活することが当たり前になっている現代において、
足関節の機能が低下していることは間違いありません。
特に低下している機能が底屈と回内で、
結果として小趾球に体重をかけて生活する人が増えています。
歩行は底屈と回内の機能を必ず使用します。
歩行運動のメイン動作ではありませんが、しかし必ず使用します。
歩行を考える上で重要な要素は、
・二軸歩行
・指重心
・股関節の回旋
・上半身の脱力
そして、
・足関節の底屈、回内
ですね。
これらを意識すると歩行は移動手段として成立します。
巷で言われているように、
・胸を張って背筋を伸ばす
・腕を軽く曲げて大きく振る
・遠くを見る
・膝を伸ばして踵から着地する
などの見解は間違いです。
その通りに歩いたら腰か首を痛めるでしょう。
いわゆるモデル歩きも、絶対にやってはいけません。
同じように腰や首を痛めるだけです。
歩行はあくまで移動手段。
余計な力は入れずに、移動するために必要な意識があれば良いのです。
その歩行が出来れば、痛みや痺れを予防することも可能です。
場合によっては痛みや痺れが改善してしまうことも多い。
先に挙げた要素の中で最も難しいと感じるのが、
足関節の底屈動作と回内動作です。
その鍛錬としてお勧めなのが、爪先立ちです。
足の親指と人差し指を中心に力を入れて、
小趾球に体重をかけずに爪先立ちを繰り返す。
これを適切に出来る人はなかなかいないでしょう。
私もレッスンにおいて取り入れている運動ですが、
ほとんどの人たちが苦手です。
私自身もそれを最大に意識した方法で自重トレーニングをすると、
かなりの負荷がかかり息も上がります。
それだけ使っていない身体の機能です。
しかし使えるようになれば関節の痛みや痺れ全般の予防に大きく貢献するでしょう。
それでは今日はこの辺で。
また明日。
整体院ぜろ
住所:神奈川県平塚市富士見町1−21
NEW
-
2025.06.16
-
2025.06.16嫌でもやるのが運動☆No,4331こんにちは、整体院ぜろの若月です。昨日に...
-
2025.06.15学び始めは3冊の著書☆No,4330こんにちは、整体院ぜろの若月です。今日は...
-
2025.06.14不眠症を抱えている人...No,4329こんにちは、整体院ぜろの若月です。ここ二...
-
2025.06.13慣れ親しんだ場と運動...No,4328こんにちは、整体院ぜろの若月です。昨日書...
-
2025.06.12運動効果を得る基準は...No,4327こんにちは、整体院ぜろの若月です。痛みや...
-
2025.06.11見た目が老けている人...No,4326こんにちは、整体院ぜろの若月です。昨日は...
-
2025.06.10老ける人は、老ける習...No,4325こんにちは、整体院ぜろの若月です。昨日は...