自律神経を整えることで痛みや痺れを抑える☆

query_builder 2025/04/24

No,4278


こんにちは、整体院ぜろの若月です。


痛みや痺れを予防、改善するための要素として、

昨日書いたように自律神経の調整を試みることが一つです。

季節の変わり目は自律神経が乱れやすく、

日常生活が変わらずとも気圧や気温の変化で影響が出ます。


自律神経というと交感神経と副交感神経があり、

どちらかと言えば副交感神経が優位にならないことが問題視されます。

副交感神経は沈静の働きがあり、

興奮を司る交感神経と対極の働きをします。


闘争と逃走という表現もあり、

どちらも交感神経が優位になることでアドレナリンが分泌されて、

呼吸を速め、血圧を上げて、エネルギー生成量を増やして

身体を戦闘状態に引き上げることになります。

交感神経が優位になり過ぎれば精神的に病んでしまうでしょう。

自律神経失調症は交感神経優位からの反動が原因とされて、

副交感神経を優位にさせることが大切とされています。


しかし、季節の変わり目から起きる症状、

そしてこの時期特有の忙しさを考えると、

副交感神経よりも交感神経優位にすべきというのが個人的な見解です。


真冬の寒さから私たちは交感神経を優位にして体温を上げていました。

季節の変わり目で気温が上がり始めると、体温を上げることを徐々に止めてしまいます。

そこまで頑張らなくても外気温が温めてくれると判断するのですが、

この切り替えが早すぎてしまうのです。

もっと交感神経を優位にして体温を上げるために奮闘すべきですが、

いきなりそれを放棄して副交感神経を優位にし過ぎてしまうのです。

しかしこの時期は期の変わり目でもあるため仕事もプライベートも忙しい人が多く、

副交感神経を優位にしていては、その忙しさに付いていけません。


このギャップから自律神経失調症を患う人が増えるのです。

人間は原始時代から根本的な身体のメカニズムが変わっていません。

ですから、戦闘状態に切り替えて日々奮闘し、

闘争と逃走が落ち着いたら夜の時間は副交感神経を優位にして休む。

メリハリのある生き方で人類は進化してきましたし、

その生き方に順応出来た人種だけが生き残ってきたとも言えます。


しかし現代は交感神経を優位にするほど奮闘しない人も多く、

加えて夜の時間帯でも副交感神経を優位にせず充分な休息も取りません。

つまり交感神経と副交感神経のメリハリを付けられずに生きていて、

すこしその振り幅を超えるような事態に直面するだけで精神を病んでしまうのです。


まず優先すべきは副交感神経ではありません。

交感神経を優位にするような戦闘状態が必要な生活を送ることです。

それが空腹、運動、自然、性活動など

人間の本能を呼び覚ますような生活習慣です。

流石に狩りをするような時代ではありませんが、

本能を刺激する習慣は他にもありますからね。


自律神経を上手く調整出来る人の方が、

痛みや痺れを抑えることが出来ています。

仮に症状が出ても改善が早い。

何度も書いていますが、家で引きこもっていても症状は改善しません。

活動すべきことは積極的に。


ぜひメリハリのある生活を送りましょう。


それでは今日はこの辺で。

また明日。


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整体院ぜろ

住所:神奈川県平塚市富士見町1−21

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