慣れ親しんだ場と運動内容で結果は出ない☆

query_builder 2025/06/13

No,4328


こんにちは、整体院ぜろの若月です。


昨日書いた内容はそれなりに刺激が強かったようで、

いくつかまたご質問やご意見をいただきました。

補足すると、心的ストレスを緩和するための運動も必要ということです。


運動の全てがストレスになるべきという意味ではありません。

好きなスポーツも無意味ではありません。

そうではなく、ストレスを強く感じる運動も必要という意味です。

運動自体が好きではない人が多いと思いますが、

最小限の運動で成果を残したい場合は、

ストレスをより強く感じる運動を選択しましょう。


慣れ親しんだ場で、慣れている運動をしても、

その効果は残念なほどに少ないでしょう。

これはストレス耐性を上げるという目的に対してだけではなく、

ダイエットや筋力アップなど一般的な運動目的に対しても同じことが言えます。


身体への良好な変化は好きな運動では効果がありません。

好きな運動とは慣れている運動です。

慣れてしまえばエネルギー生成回路を新しく作らなくても運動は成立します。

疲れを感じていても、体内ではあまり大きな変化は起きていません。


これが問題なのです。

エネルギー回路を生成しないというのは、

ミトコンドリアの数も増えませんし、

その働きも質が向上しないということです。

ミトコンドリアはエネルギー生成の生命線。

数と質を向上させることは身体の変化に不可欠ですが、

慣れている運動ではそれを成しません。


慣れていない運動には緊張があり、

先日触れたような危機感や恐怖感がついて回ります。

その環境に適応するために細胞が必死に変化しようとします。

良い意味での変化は進化にも近いそれで、

多くのエネルギーを生成しようとします。

エネルギーを生成するためには糖や脂質を大量に消費します。

筋肉にも刺激が入り、環境に適応するために筋出力は向上します。


ダイエットや筋力向上という効果があるのはそのためです。

運動を新しい環境で初めても、

その内容が慣れている運動であれば意味を成しません。

常に内容が刷新されるか、個々人に合わせたメニューを都度作成するか、

くらいしないと運動の効果は本当の意味では現れません。


慣れている運動や慣れている場所しか選択していない人は、

効果が感じなければ思い切ってみてほしいと思います。

それでは今日はこの辺で。

また明日。


※ご質問はこちらにもどうぞ。

t.wakatsuki.moss0609@gmail.com

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整体院ぜろ

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