No,4348
こんにちは、整体院ぜろの若月です。
熱中症対策としての運動と水分補給について書いてきましたが、
やはり反響が大きくご質問やご意見をいただいています。
※ご質問やご意見はこちらからも☆
t.wakatsuki.moss0609@gmail.com
今日は水分の補足を。
何を飲めば良いのか、という内容について私は、
水かお茶を飲めばいいと書いています。
そしてそれに対して、経口補水液を飲まなくて良いのか、
というご質問やご意見が多かったです。
スポーツ飲料も同様ですが、水では不安なのでしょうか。
なぜ水かお茶で良いと言いきるのか。
暑いときに汗をかいたら確かにビタミンやミネラルが排出されます。
人間にとって決して不足してはいけないナトリウムも。
ですから経口補水液やスポーツ飲料には塩が含まれていますね。
問題は砂糖を入れていることです。
海水塩を水で溶かしたものを少量飲むのであれば私も賛成出来ますが、
なぜか砂糖を、場合によっては人工甘味料を入れている商品が多いはずです。
それらは一切不要です。
体温を下げるためには、体外に温まってしまった水を排出します。
汗として排出しますが、熱中症が危惧されるほどの暑さの場合、
汗が大量に出るでしょう。
汗が出なかったらいよいよ熱中症になってしまいますが、
大量に汗をかくからこそそれが熱中症を防ぐ手立てになっています。
汗と一緒にナトリウムが排出されるのは、
水分が一時的に減少する場合ナトリウムが過多になれば、
浸透圧の関係で細胞内外の水分バランスが乱れてしまうからです。
細胞内水分が減ってしまえば問題です。
細胞機能が低下して生命維持活動を続けられませんからね。
ですから汗は塩っ辛い味がすることが多いのです。
ただし熱中症対策として摂る水分は考え方が違います。
そもそもナトリウムや糖が少ないから熱中症になるのではありません。
水分が不足してしまうほど汗は普通は出ませんし、
そうなる前に水分を無自覚にでも摂るでしょう。
熱中症になっている人たちの大半は、
水分不足でもナトリウム不足でも糖不足でもないのです。
そもそも体温を下げる機能が低下している、
体内のミネラルバランスが元々悪い、
血管が脆く血管そのものの数が少ないため血流が悪い、
などが主な理由です。
つまり運動不足、飲酒喫煙を含めた不摂生、水分の乱れが原因です。
それを経口補水液やスポーツ飲料で補えるはずがないでしょう。
熱中症対策として水分や運動を上げましたが、
熱中症など関係なく生きる上で注意するべき点です。
特別なことではなく誰でもいつでも始められることが熱中症対策になるのです。
この時期に熱中症を考えることが大切かもしれませんが、
本来の健康維持のための習慣が前提にあることを忘れないようにしましょう。
それでは今日はこの辺で。
また明日。
整体院ぜろ
住所:神奈川県平塚市富士見町1−21
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